Wednesday 24 October 2012

発音記号ヒィィィィ(((>_<))))その2

前回の記事では、学習者は「発音記号ヒィィィィ(((>_<))))」と思うかもしれませんが、マスターすれば英語学習に必ず役立ちますよ~という趣旨で書きました。

今回の「発音記号ヒィィィィ(((>_<))))」は、英語を教える側からの悲鳴です。
世の中の学校等で、発音記号が体系的に扱われることが少ない一因となっているのは、「発音記号の入力・表示問題」なのではないかと思います。
教材に発音記号を載せようと思うと、ワザを持っていないと続けられない状況があるのです。。。

発音記号の入力について

後で変換ツールを紹介しますが、それを知るまでは「発音記号の入力」といえば、「記号と特殊文字」から1つずつ目的の記号を捜しては挿入…という、とてもメンドクサイ作業をしていました。また、普段使うような英文フォント(Centuryなど)では発音記号を網羅できず、全角・半角が入り乱れたミニクイ教材になってしまうことも。

そんなわけで、発音記号の入力を簡単にするツールというものを、ネットで探しまわりました。
現在は PhoTransEdit という変換ツールを使っています。
発音記号の表記ルールが英英辞典に近いところで、最初に慣れは必要ですが、

  • British (RP) / American (GA) 発音が切り替えられる。
  • 5種類のフォントに対応しているので、教材作りに使っているソフトでも文字化けしにくい。
  • 変換の精度が高い。
というメリットがあって、重宝しています。

発音記号の表示について

こっちは、今も困ることが多い部分です。オンライン教材を作ろうと思っても、発音記号がブラウザで表示できない・文字化けしてしまうということが多く、発音記号を含んだ教材は作りづらい状況が続いています。

それでも、デジ化を駆使すれば不可能ではないということは、近日証明したいと思います。

本日のまとめ☆Here is the path to Wonderland★

英語教師が発音記号を扱おうとするときには工夫が必要。
でも工夫すれば発音記号を取り入れた教材作成は可能なのだから、
手間を理由に逃げないようにしましょう!

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