Sunday 21 October 2012

発音記号ヒィィィィ(((>_<))))

発音記号…英語学習の中でどのように扱うかということについては、様々な意見がありますが、

個人的には、覚えた方がいいと思います。

発音記号というのは「フリガナ」のようなもので、日本語を学習する外国人が漢字を覚えるときにフリガナがあった方が便利だろう、というのと同じことで、

日本人英語学習者にとっても発音記号は知っていた方が便利なのです。

(余談:単語の発音記号を辞書を見ずに書いたりすると、「何で書けんの~?」なんて反応をされますが、慣れてしまえば&自分で正しい発音ができていれば、ひらがなやカタカナを書いているのと同じようなことなので、全然すごくありません。)

例:heart の「アー」と hurt の「アー」では発音が違うということを覚えるとして

ありがちなパターン:

電子辞書の発音機能でとりあえず聞いてみる→う~ん、違うような違わないような…→あれ?結局どっちがどっちの発音だっけ?→(数日後)そもそもこの単語、発音違うんだっけ?忘れた…

なので、あたしなら次のようにします:

  • heart は /hɑː(r)t/ ・ hurt は /həː(r)t/ で「フリガナが違う」のだから、「発音の仕方も当然違う」と意識に刻み込む。
  • それぞれの発音の仕方を確認する:
/ɑː(r)/ → 口を最大限(指先3本分くらい)に開けてのどの奥から「アー」
/əː(r)/ → 全く気合いを入れずに、口をだら~んとあけて「ウー」に近い「アー」

  • ここまで確認してはじめて、heart と hurt のネイティヴ発音を聴いてみる。
  • 自分で口の開き具合を意識しながら、それぞれ10回ずつくらい発音してみる。
発音記号を覚えることの最大の強みは、「/ɑː(r)/の音」といえば「口を大きくあける『アー』」・「/əː(r)/の音」といえば「口だら~んの『アー』とも『ウー」ともつかない音」…といったように、

頭の中に正確な発音イメージが浮かぶようになる

というところにあります。

まとめ:☆Here is the path to Wonderland★

発音記号をマスターして、頭の中に正確な発音イメージを作ろう!

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